狼先輩。


と、先輩は大きく目を見開いたが、すぐにニコッと笑って、私を抱きしめた。




「わわっ!」



急に抱きしめられてビックリしたのと、先輩が近いってのとで、2つの意味でドキドキする。




「それ、妬いてるの?」


「あ、わ……」



顔が……いや、身体全体が熱くなっていくのがわかる。


先輩の爽やかな香りが鼻を掠める。



「ふふっ、ことりちゃん可愛い」