「二階にあるよ」 「へ~…、あたしがここに住むっていうのは―「絶対だ」」 隼人、よく分かった。 でもね、あたしいろいろ家にあるからさ。 「隼人~持ってきたよ、って俺を使わないでくれる~?」 さっきまでいたはずの真が大荷物を抱えてこっちにきた。 「ご苦労様だったね、真。けど、真は使われる運命なんだ」 「…俺、超かわいそう…」