―――寝れずに朝を迎えて、母親と2人、先に新居へと向かった。 荷物が来るまでに、ここを掃除して、家具の配置なども決めないと。 「おはようございます」 「…へ?由斗ッ!?」 私がリビングダイニングの床掃除をしてると、由斗が現れた。 由斗の家は、前の家より近いけれど、来るとは聞いてない。 「手伝いに来た。それと、親父から」 由斗の手には、木箱に入った蕎麦があった。