「流が…!?」 思ったことも、表には出さない。 「確かに流はドSだったけど、人を…ましてや自分の彼女を殺すなんて馬鹿な真似はしないと思います…!」 「…そうか。君は…クラスメイトだったね?神尾 流とは、他に接点は?」 刑事の言葉に、わざと小首を傾げ、不思議そうな顔をする。 「いえ、ただのクラスメイトですけど…。」 「…そうか、ありがとう。」 そう言って、2人の刑事は亜季宅を去った。 玄関の扉を閉めた亜季の顔には、冷めた笑みが顔を覗かせた。