『渡したい物って…?』 ジュースを亜季に差し出しながら、朱里は尋ねた。 「…うん。朱里、もうすぐ誕生日でしょ?ネックレス買ってきたから、つけてあげるね。」 『マジ?ありがと〜!』 「…後ろ、向いてくれる?」 亜季が言うと、朱里は嬉しそうにクルリと半転した。 無防備な背中を見て、亜季はニタリ、笑う。 「…ばいばい、朱里。」 『…え?』 朱里が振り返るより素早く、亜季はロープを朱里の首に巻きつけた。