時刻は6時38分。
亜季は時計を確認すると、殺人ゲームのサイトに繋いだ。
ゲームスタートを、何の躊躇いもなく押す。
画面は、朱里の家の前を映していた。
カメラボタンを押し、辺りに人気が無いことを確認する。
ピンポーン、チャイムを鳴らす。
パタパタと、中から足音が聞こえる。
ガチャリ、ドアが開く。
『何〜!忘れ物?』
亜季の顔を見た瞬間、朱里の顔から笑みが消えた。
『…あ、亜季…。
ごめん、流かと思った…。』
流(ナガレ)…
来客は流か。
あいつドSだからな…
プレイ中に勢い余って殺害…。
無くはない。
流には悪いけど、殺らなきゃあたしが殺られるのよ。
悪く思わないでよね。


