「もうやだぁ…。」 情けない声が洩れる。 携帯をその場に置き、少し離れたところで壁にもたれながら三角座りをする。 チラ、携帯を見ては、時計を見る。 フゥ、と鼻から溜め息を吐き出し、顔を膝の間に埋めた。 5秒程経った頃だろうか。 亜季は静かに顔を上げた。 その視線の先に在った物は…