屋敷に住む、全ての者が寝静まった頃だった。 と言っても、当時の僕が夜の11時を過ぎて起きていたことは無かったから、それが12時だったのか、はたまた3時だったのかは分からない。 確かなことは、僕が深い眠りについていたということだけだった。 このときの眠り程、後悔したことは無い。 ピクッ 微かな物音で体を起こし、辺りを見回すジョアン。 それは、子を持つ母親のようだった。 確かに、瞬のことを実の子どものように思っていたのかもしれない。 自分が守らなくてはならないと。