そう、リキが決断した次の日だった。 左手にЯの文字が書かれた遺体が見つかったのは。 いつもと同じ時間 いつもと同じ場所 いつもと同じ風景 俺は、リキを待っていた。 待ち合わせの時間が過ぎても 俺はひたすらリキを待った。 何か、嫌な感じがする。 リキは、とうとう来なかった。