和也に気付かれたんだ……。私がしようとした事、つまり、私が和也にキスしようとした事を。
どうしよう。何て言ってごまかせばいいんだろう……
「今までの姉貴は、俺が誰と付き合おうと知らん顔してたくせに、なんで急に調べ始めたんだよ?」
へ? なんだ、そっちか。いやいや、そっちも問題なのよね……。うまくごまかさないと。
「そ、それはさ、あんたが心配だからよ。姉として、弟の女性関係とかがさ」
「チッ。周りに心配掛けてるのは、俺よりも姉貴だろ?」
「あ、それもそうね? あはは、面目もありません。じゃあね。おやすみ~」
「お、おお」
私は逃げるように和也の部屋を出て、閉じたドアに寄り掛かってフーッと息を吐いた。
アブナイとこだったわ……。やっぱり和也の部屋に夜行っちゃダメだわ。
どうしよう。何て言ってごまかせばいいんだろう……
「今までの姉貴は、俺が誰と付き合おうと知らん顔してたくせに、なんで急に調べ始めたんだよ?」
へ? なんだ、そっちか。いやいや、そっちも問題なのよね……。うまくごまかさないと。
「そ、それはさ、あんたが心配だからよ。姉として、弟の女性関係とかがさ」
「チッ。周りに心配掛けてるのは、俺よりも姉貴だろ?」
「あ、それもそうね? あはは、面目もありません。じゃあね。おやすみ~」
「お、おお」
私は逃げるように和也の部屋を出て、閉じたドアに寄り掛かってフーッと息を吐いた。
アブナイとこだったわ……。やっぱり和也の部屋に夜行っちゃダメだわ。



