それにしても、なんで小柳君はその事を和也に言わなかったのだろう。もしかして、わざと? 和也を嫉妬させるため? 和也がうな垂れたのは、嫉妬したから?
だとすると、小柳君が言った事は本当なのかもしれない。本当なら、嬉しすぎる……
「ねえ、座って話しない?」
私は和也の腕に手を絡めてそう言った。すると和也も、
「あ、ああ、いいよ。俺も姉貴に聞きたい事があるから」
と言ってくれた。
よし、確かめてやる。和也の気持ちを。それは小柳君の勘に過ぎないけども、私の気持ちを見抜いた勘のいい彼だけに、今度も、もしかすると、いや、きっと……
だとすると、小柳君が言った事は本当なのかもしれない。本当なら、嬉しすぎる……
「ねえ、座って話しない?」
私は和也の腕に手を絡めてそう言った。すると和也も、
「あ、ああ、いいよ。俺も姉貴に聞きたい事があるから」
と言ってくれた。
よし、確かめてやる。和也の気持ちを。それは小柳君の勘に過ぎないけども、私の気持ちを見抜いた勘のいい彼だけに、今度も、もしかすると、いや、きっと……



