わたしの心をあなたにあげる




「なっ!照れてねぇ!」





「照れてる(笑)かーわい(笑)」





「なっ!ゆっ!優衣のがかわいい……から」






たこみたいに真っ赤になって小さくなっていく和俊が私は羨ましかった。







私も和俊みたいに素直に思ったことを口に出せたら良かったのに…




和俊と言い合いしているとタイミングよく祐希たちが来た。




「遅かったね」


「遅すぎた!俺も優衣ももうほとんど食べ終わったぞ!」





「わりぃわりぃ。じゃ!さっさと飯食っちまおうぜ」





「僕お腹ぺっこぺこ!てか和俊が逃げるから悪いんだからね!」








こうして和やかなお昼ご飯は終わった。