*瞳 ~Pupil~*


「おいでよ…お兄ちゃん!!」


瞳ちゃんは俺を見て手を伸ばした。


「え…?」


俺がそう言った途端、体が宙に浮いて、

瞳ちゃんの所に吸い込まれそうになる。


「立夏っ…!!」


空亜が瞳ちゃんに吸い込まれそうな

俺を力一杯引っぱる。



「お兄ちゃん…。」



瞳に翼が生えたとき…



「やっ…やめてーっ!!」



欲しいものは…



「一緒に来てくれるよね…お兄ちゃん…。」



なんでも手に入ると思った。




俺は瞳ちゃんに手を伸ばした。


でもギリギリで届かず瞳ちゃんは気を失って

青空の元、落下していく。