*瞳 ~Pupil~*



「くそぉ…あのガキ、えこひいきしやがって!」


空亜が痛そうに頭を抱える。


「空亜、俺に乗れ!!」


俺は空亜の前にしゃがんで背中を向けた。



「ご…ごめん!!」


空亜がおれの背中に乗った。

俺は目の前に見える病院までひたすら走った。




そして四階の瞳ちゃんの病室に来た。


―――バンッ!!


俺は思いっきりドアを開けた。


その瞬間注射器がこっちに飛んできた。


「うわぁっ!!」


俺と空亜はなんとかかわした。


が、この病室に見えた景色は

信じられない驚きの光景だった。