広い部屋であるというにもかかわらず部屋を埋め尽くそうとばかりに本棚に詰められた本。ここから櫻澤家と藤岡家の関係に関する本を探すのは難儀だろう。


なんせこの量。しかも古いせいなのか背表紙の字が見えなくなってる物、それ以前に背表紙がない物まである。


何としてでも知りたい紫音は本の量に唖然としながらも「よし」という掛け声とともに気合いをいれる。