それでも僕は、お前が嫌いだ


 腕にまとわり付いてくる少女、スピリタスを放置し龍雨は歩き出すことにした。

 「ロンロンどこ行くの?」

 「とりあえず主人かシャクナを探す」

 迷子~と指差してくるスピリタスの手を叩き落とし、子供嫌いの龍雨が当てもなく進む。