今までのキスもそうだけど、今日のキスはこれまで以上に熱がこもってる


翔真は角度を何度も変えながら舌で私を翻弄する


本当に息も出来ないくらいのキス


「んんっ………」


苦しくて息が思わず漏れる


それでも翔真は私の口内を完全に支配することを止めなかった


やっとの事で唇が解放されると


「もう最後まで止めないから、いいな?」


そう言うと私の体を軽々と抱き上げ、翔真のベットへと連れていかれた


翔真にゆっくりと一枚ずつ服を脱がされ、その行為一つ一つに私の体が反応する


そして翔真も服を脱ぐと私の首筋、鎖骨、胸へと…


翔真の舌先が私の全身を駆け巡る


ああ…私、
やっと翔真と一つになれるんだ…


この先に未来がなくても後悔はしない


ただ今は
この瞬間だけは
翔真の温もりをもっともっと感じていたい


翔真にも私の熱を感じて欲しい


ありのままの私の全てを


受け止めて欲しいの…


気づくと涙が溢れていた


翔真は私の涙を唇で吸いとると


「しょっぱいな」


って言って次の瞬間


私と翔真は一つに繋がった