「ごめんね…あんなに怖がるなんて…うっ、思って…ぐふっ、な、なかったから…プッ」


「笑うなって。それに怖がってねーよ。ちょっと驚いただけだろーが」


「はいはい、ちょっとねちょっとだよねぇ…」


「お前マジでうるさい」


って翔真は言うと私の隣に来て
いきなりキスをした


「ん!☆○△×+…んんっ…」


あまりにも突然で驚いて
抵抗するのも忘れそうなくらいだった


それにーーー


前のキスとは違ってゆっくり動く観覧車の様にそのキスもゆっくりしたものだった


だから、抵抗どころか段々と
体の力が抜けていった…


けれどゆっくりながらも
次第にキスは深くなって


一瞬の内に
翔真の舌が奥へ奥へと入ってくる


「ぅんんっ…」


苦しくて狭い観覧車の中に思わず声がもれる


翔真…
もう息も出来ないよ…


私、もう…ダメかもしんない…


それでも翔真は私の唇を離そうとしなかった