神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)

「兄貴、いつまで打ち合わせしてんだよ。みんなもうお待ちかねだぜ」


翔真がドアの外から声を掛けてくる


中で何をしているのか想像し、ドアを開けずに声を掛けてくる辺り、さすが我が弟だと思う


けれど俺は言う


「客なんか、いくらでも待たせときゃいいんだ。俺は今日までどれだけ待ったと思ってる」


千年が間抜け面で俺を見る


ドアの外では翔真がりょーかい!ごゆっくり~と言ったのが聞こえた


ああ、ゆっくりするさ


俺は何せ待ったんだからな


これから俺は幸せになるんだ


俺が幸せになれば千年も柊の家も、俺に関わる全ての人達も幸せになるはずだ


だから、少しくらい待てよ


やっと幸せを掴んだのだから











つまり


これが、次期家元、俺の本音だ







「千年、愛してる」