「兄貴、いつまで打ち合わせしてんだよ。みんなもうお待ちかねだぜ」
翔真がドアの外から声を掛けてくる
中で何をしているのか想像し、ドアを開けずに声を掛けてくる辺り、さすが我が弟だと思う
けれど俺は言う
「客なんか、いくらでも待たせときゃいいんだ。俺は今日までどれだけ待ったと思ってる」
千年が間抜け面で俺を見る
ドアの外では翔真がりょーかい!ごゆっくり~と言ったのが聞こえた
ああ、ゆっくりするさ
俺は何せ待ったんだからな
これから俺は幸せになるんだ
俺が幸せになれば千年も柊の家も、俺に関わる全ての人達も幸せになるはずだ
だから、少しくらい待てよ
やっと幸せを掴んだのだから
つまり
これが、次期家元、俺の本音だ
「千年、愛してる」
翔真がドアの外から声を掛けてくる
中で何をしているのか想像し、ドアを開けずに声を掛けてくる辺り、さすが我が弟だと思う
けれど俺は言う
「客なんか、いくらでも待たせときゃいいんだ。俺は今日までどれだけ待ったと思ってる」
千年が間抜け面で俺を見る
ドアの外では翔真がりょーかい!ごゆっくり~と言ったのが聞こえた
ああ、ゆっくりするさ
俺は何せ待ったんだからな
これから俺は幸せになるんだ
俺が幸せになれば千年も柊の家も、俺に関わる全ての人達も幸せになるはずだ
だから、少しくらい待てよ
やっと幸せを掴んだのだから
つまり
これが、次期家元、俺の本音だ
「千年、愛してる」



