真ちゃんが
「二人で少し打ち合わせがしたいので」
と言い、みんなには部屋から出て貰った
だから、今控え室にいるのは私と真ちゃんだけだ
真ちゃんと控え室のソファーに並んで座る
ど、どうしよう…
今までだって二人きりなんていくらでもあるのに
急に緊張してきた
「本当にいいんだな?これが千年の答えだと思って間違いないんだな」
と聞く真ちゃんに頷き、これと小さな手提げを差し出す
「これは?」
想像つく癖にわざと聞いてくる
こういうところは相変わらずなんだから
「私からの…気持ちです…今日はバレンタインデーだから…」
「千年の気持ち?」
ほらね、始まった
「そう、私の気持ち」
私も負けてらんない
「へぇ~、どんな気持ちだ?」
と、まだしらを切る真ちゃん
「えっ?って解るでしょ」
私だって、そうはいかないんだからって思ってるのに追い打ちを掛けるように
「いやぁ、俺も30になった途端、色んな所が鈍くなってな」
ニヤニヤしながら言う真ちゃん
ダメだ
完全にSモード入ってるよ…
「ほら言わないと、ちっとも解らんなぁ」
はあ…
こうなるともうダメだよね
昔からそうだもん
このままだと最後泣かされかねないもん
私は真ちゃんを見ると
「好き…です」
って言った
なのにーーー
「声が小さい」
はあ?
「耳遠いんじゃないの?」
少し呆れて言う
「ああ、なるほどな。通りで千年の声が聞こえないはずだ」
絶対、嘘
聞こえてる癖に
仕方ないか
散々、真ちゃんに辛い思いさせちゃったし
私は少し息を吸うとーーー
「真ちゃんの事が好き、大好きです!」
って言った
その途端
良くできましたと言って頭を撫でられ、そのままキスされた
前の荒々しいキスとは違う、
優しいキス
ああ、これが真ちゃんの本当のキスなんだ…
「んんっ…」
頭がぼぅーーっとしてくる
体の力が抜けて
もう何もかも溶けちゃいそう…
「あっ真ちゃん!」
唇から離れた私に「何だよ」と少しムッとする真ちゃん
そんな真ちゃんが妙に子供っぽく思えて嬉しくなる
そんな真ちゃんに何度も何度も練習して作り、なのに今朝上手くいかなくてそのせいで時間がギリギリになってしまったのだ
チョコの入った包みを差し出す
「真ちゃん、チョコ食べて。生チョコなの。上手くいかなくてあまり固まらなかったから、早く食べて欲しくて…」
「二人で少し打ち合わせがしたいので」
と言い、みんなには部屋から出て貰った
だから、今控え室にいるのは私と真ちゃんだけだ
真ちゃんと控え室のソファーに並んで座る
ど、どうしよう…
今までだって二人きりなんていくらでもあるのに
急に緊張してきた
「本当にいいんだな?これが千年の答えだと思って間違いないんだな」
と聞く真ちゃんに頷き、これと小さな手提げを差し出す
「これは?」
想像つく癖にわざと聞いてくる
こういうところは相変わらずなんだから
「私からの…気持ちです…今日はバレンタインデーだから…」
「千年の気持ち?」
ほらね、始まった
「そう、私の気持ち」
私も負けてらんない
「へぇ~、どんな気持ちだ?」
と、まだしらを切る真ちゃん
「えっ?って解るでしょ」
私だって、そうはいかないんだからって思ってるのに追い打ちを掛けるように
「いやぁ、俺も30になった途端、色んな所が鈍くなってな」
ニヤニヤしながら言う真ちゃん
ダメだ
完全にSモード入ってるよ…
「ほら言わないと、ちっとも解らんなぁ」
はあ…
こうなるともうダメだよね
昔からそうだもん
このままだと最後泣かされかねないもん
私は真ちゃんを見ると
「好き…です」
って言った
なのにーーー
「声が小さい」
はあ?
「耳遠いんじゃないの?」
少し呆れて言う
「ああ、なるほどな。通りで千年の声が聞こえないはずだ」
絶対、嘘
聞こえてる癖に
仕方ないか
散々、真ちゃんに辛い思いさせちゃったし
私は少し息を吸うとーーー
「真ちゃんの事が好き、大好きです!」
って言った
その途端
良くできましたと言って頭を撫でられ、そのままキスされた
前の荒々しいキスとは違う、
優しいキス
ああ、これが真ちゃんの本当のキスなんだ…
「んんっ…」
頭がぼぅーーっとしてくる
体の力が抜けて
もう何もかも溶けちゃいそう…
「あっ真ちゃん!」
唇から離れた私に「何だよ」と少しムッとする真ちゃん
そんな真ちゃんが妙に子供っぽく思えて嬉しくなる
そんな真ちゃんに何度も何度も練習して作り、なのに今朝上手くいかなくてそのせいで時間がギリギリになってしまったのだ
チョコの入った包みを差し出す
「真ちゃん、チョコ食べて。生チョコなの。上手くいかなくてあまり固まらなかったから、早く食べて欲しくて…」



