神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)

前もって何度も何度も練習したのに、当日は一番上手く出来なかった


私は真ちゃんにあるものを用意していた


やっとのことで準備をすると


時間がギリギリなのに車が混んで動かない


仕方ないから車を降りて走り出した


うちのお父さんとお母さんのため息が聞こえたけど、遅れる訳にいかないもん


着物じゃなきゃもっと早く走れるのに


ーーー仕方ない


裾を捲り膝下を露にすると駆け出した


後ろの方からお父さんがなんか喚いてるのが聞こえたけど、気にしてなんかいられない


私はひたすら走った


周りの人が私の格好を見て笑ったり驚いたりしていたけど、それでも走った


婚約披露パーティーを行うホテルに着き、係りの人に控え室の場所を教えてもらう


係りの人も私を見て少し引きぎみだったけど、教えて貰った場所にまた走って向かう


そして、控え室を見つける


このドアを開けるといるんだ


私の大好きな真ちゃんがーーー






ドアを開けると驚いた顔のおじさん、おばさん、有さんがいて


翔ちゃんは呆れながらもニヤリと笑ってた


そして、真ちゃんは


言葉とは裏腹に今までと変わらない


ううん、


いつも以上に優しい笑顔で迎えてくれた