俺は控え室でスタンバイしていた
そこへ、両親と翔真、それから正式に翔真の嫁になった身重の有がやってくる
先方が来ていないそうだがどういう事だと親父が言う
当然だ
あの後、高宮の家に俺から縁談を白紙にしたいと連絡をいれたのだ
ゆすらの父親もゆすらから話を聞いていたのだろう
電話越しでも解るくらい頭を下げ謝っていた
ゆすらをバカ娘だのなんだのと言っていたが、結局あの二人を許したところをみると
今じゃいくら急上昇の大企業の社長とは言え、娘の幸せを願う父親に代わりはないのだと思う
そんな事があったとまだ知らない親父に俺が言う
「ええ、承知してます。私が来なくて良いと言いましたから」
どういう事だと親父とお袋、翔真までもが心配顔をする
翔真、お前結婚して丸くなったな
人の心配まで出来るようになるとはな
兄ちゃん嬉しいぞ
と、感慨に浸っていると
「兄貴、どうしたんだよ。ボケッとしてる場合かよ」
翔真、ちょっと会わない間に随分と世話焼きになったものだな
大体だぞ
元はと言えば千年がお前の事好きだったから、俺は長い片思いに苦しむ羽目になったんだろうが
何か腹立ってきたな
悪い癖だ
俺のSな部分が騒ぎ出す
駄目だ
さすがに止めておこう
今日は翔真で遊んでいる暇などないのだ
俺の一生が掛かった大切な日なんだ
そこへ、両親と翔真、それから正式に翔真の嫁になった身重の有がやってくる
先方が来ていないそうだがどういう事だと親父が言う
当然だ
あの後、高宮の家に俺から縁談を白紙にしたいと連絡をいれたのだ
ゆすらの父親もゆすらから話を聞いていたのだろう
電話越しでも解るくらい頭を下げ謝っていた
ゆすらをバカ娘だのなんだのと言っていたが、結局あの二人を許したところをみると
今じゃいくら急上昇の大企業の社長とは言え、娘の幸せを願う父親に代わりはないのだと思う
そんな事があったとまだ知らない親父に俺が言う
「ええ、承知してます。私が来なくて良いと言いましたから」
どういう事だと親父とお袋、翔真までもが心配顔をする
翔真、お前結婚して丸くなったな
人の心配まで出来るようになるとはな
兄ちゃん嬉しいぞ
と、感慨に浸っていると
「兄貴、どうしたんだよ。ボケッとしてる場合かよ」
翔真、ちょっと会わない間に随分と世話焼きになったものだな
大体だぞ
元はと言えば千年がお前の事好きだったから、俺は長い片思いに苦しむ羽目になったんだろうが
何か腹立ってきたな
悪い癖だ
俺のSな部分が騒ぎ出す
駄目だ
さすがに止めておこう
今日は翔真で遊んでいる暇などないのだ
俺の一生が掛かった大切な日なんだ



