神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)

年が明けると、俺とゆすらの結婚話も急に進みだし


近々、婚約披露パーティーが開かれる


そうなるといよいよ後戻りはできないぞとゆすらに念を押す


偉そうな事言って、お前はどうなんだ?とまた誰かの声がした気がする


「真こそ、どうなのよ。あなたが捨ててしまった心はもう取り戻さなくていいの?」


婚約披露パーティーの打ち合わせもあり、今日は珍しくゆすらの自宅に来ていた


和風づくりの柊の家とは違い、近代的でとても派手な印象の家だった


ゆすらとは少しずつ、お互いの身の上を話すようになっていて


驚いたのはゆすらが心をあげた相手も幼馴染みだった


ゆすらの父親がまだ一介のサラリーマンだった頃からずっと側にいたようで


俺と千年の関係とは違うのが、ゆすら達は互いに惹かれ合っていた


けれど、父親が立ち上げた会社が大きくなると

一、サラリーマンの家庭の子である幼馴染みの存在をゆすらの父親は遠ざけた