神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)

だよね


絶対、バレてるよね?


昔から沢さんは何かにつけて鋭い所があった


だからという訳でもないけれど私達はそれぞれ沢さんに親にも言えない様な事を相談する事が割りと多かった


「う~ん…あったと言えばあったし…でもなかったことにしたいと言うかしないといけないと言うか…」


煮え切らない私に沢さんが言う


「要はあったんですね」


最初から沢さんに隠し事は無理なのだ


この人は私たちを子供の頃から見てきてるんだもんね


私は観念して


大体の事を沢さんに話した


ベッドでのくだりは飛ばしたけれど…


さすがに言えないよ


「そうでしたか…いえ、私は真太郎坊っちゃんのお気持ち解っておりました」


「そうなの?」


「生まれた時からお仕えしておりますので。だから、その様にご自分のお気持ちを出されたなんて、不謹慎かもしれませんが嬉しゅうございます」


「そうなんだ…」


「真太郎坊っちゃんはとにかく小さい頃から優秀で、当たり前のようにさすが次期家元と言われ続けてお育ちになり、私としては嬉しい反面、本当にそれでいいのかとずっと悩んでおりました」


沢さんは少し遠い目をしながら、ゆっくりと語りだした