神様 オレ様 悪魔様!?(兄・真太郎番外編、完結!)

俺の隣で一糸纏わぬ姿でうつ伏せに寝転がるゆすらは


自分の体が美しく見える見せ方を知っているのだと思う


綺麗なラインを描く背中にそっと口付ける


「真、止めてよ…」


うとうとしながらゆすらが言う


いつからか、ゆすらは俺を「真」と呼ぶようになっていた


何度かゆすらを抱いているうちに


彼女は背中が弱い事を知る


それなのに、俺はゆすらについてほとんど知らない


それは、ゆすらも同じだった


俺たちは互いの事を聞かないし


知ろうとしない


それはあくまでも自分達の関係は


家と家を繋ぐためのビジネスなんだと


そこに自分達の感情はないんだと


お互い心は別の所にある


その思いが互いを知ろうとすることを
避けさせた


なんとなく暗黙のルールが俺とゆすらの間に出来ていた


けれど、俺は敢えて


そのルールをやぶり踏み込んだ