それから後も
翔真と千年は、婚約をしたとは言え
特に何の進展もなく、歳月だけが流れていた
翔真は相変わらず千年をほったからして、女を取っ替え引っ替え遊んでいたし
千年もそんな翔真を責める事なく、ただただ時期が来るのをじっと待っているようだった
オレはそんな千年が健気に思えたし、弟の翔真には腹立たしさを覚えていた
ただ、1つハッキリしているのは、千年を抱きしめ慰めてやる事をオレは決してできない
あくまでも、兄的立場として接する事しか許されない
すぐ側に手を伸ばせば千年がいるというのに
ただ、見ているだけなんて
そんな毎日がもどかしかった
そんな自分が情けなかった
こんなオレでも胸が苦しかった
それがーーー
ある女の出現で思いもよらぬ事になるなんて
さすがのオレもこればっかりは
知るよしもなかったな
翔真と千年は、婚約をしたとは言え
特に何の進展もなく、歳月だけが流れていた
翔真は相変わらず千年をほったからして、女を取っ替え引っ替え遊んでいたし
千年もそんな翔真を責める事なく、ただただ時期が来るのをじっと待っているようだった
オレはそんな千年が健気に思えたし、弟の翔真には腹立たしさを覚えていた
ただ、1つハッキリしているのは、千年を抱きしめ慰めてやる事をオレは決してできない
あくまでも、兄的立場として接する事しか許されない
すぐ側に手を伸ばせば千年がいるというのに
ただ、見ているだけなんて
そんな毎日がもどかしかった
そんな自分が情けなかった
こんなオレでも胸が苦しかった
それがーーー
ある女の出現で思いもよらぬ事になるなんて
さすがのオレもこればっかりは
知るよしもなかったな



