だよね…


もとはと言えば私が柊さんの秘密の顔を見てしまったからだよね


そりゃこれだけの立派なお家の坊っちゃんがハーレム状態でべっぴんのオネーチャン膝に乗っけてさ


夜な夜な遊んでるなんて知れわたったら偉いこっちゃだもんね


あっそうか!


なるほどねぇ


絶品の鯛茶漬けは口止め料って訳ね


「大丈夫です!私夕べの事誰にも話しませんから、安心してください」


とびきりの笑顔で言ってみた


なのにーー


「はあ?夕べ?ああ…あれね?
あれはもうどーでもいーわ」


「へっ!?」


ど、どうでもいいって…


「それよかさ、お前オレの女になれよ」


「へぇ~女にですか。わかりました…って
えっ?えぇぇぇぇぇえええええーっ!!」


ありったけの声で叫んでいた