「えっ!?どうして…」


突然の別れ話に私は驚いた


なんでなの?


やっぱり、千年さんをほっとけない?


私は動揺して、何も言えなかった


「違うって。そんな泣きそうな顔すんなよ。
だからさ、偽装カップルの関係終わり!」


って言うと私の前に膝まづき真面目な顔して


「桜川有さん、僕と結婚を前提に付き合ってください」


ってエンジェルスマイルの翔真が手を差し出した


えっ…


やだ…もう


なんなのよ


普段、意地悪の癖に


近頃じゃ、悪魔の笑顔しか見せない癖に


ずるいよ、翔真…


こんなときに


エンジェルスマイル出すんだもん


「返事は?」


翔真が笑いながら急かす


やっとの事で私が


「はい…」


って言って手を伸ばすと


そのまま抱き上げられ


翔真のベットへと運ばれた


「もう一生、離さねぇからな、覚悟しろ」


ってオレ様悪魔がニヤリと笑った