心菜がオーダした、清楚なカラーとシャンパンカラーのバラとのコーディネートがポイントらしいキャスケードタイプのブーケ。 手を離した瞬間、高く高く舞い上がった。 少し階段の上に居るから下に落ちるまで時間が、かかった。 皆が、誰の手に…… と思ってた。 落ちたブーケは、 林の手の中だった。 「ぶはっ」 思わず噴出しちまった俺。 横で爆笑する心菜。