短編集

 さして悔しくもないといわんばかりの言葉使い。
 三人は冷や汗を流しながら苦笑した。

「余裕だなぁ、オイ」

[ヨユウ…。理解しがたい言葉です]

 ハサミを釣り針のような形に変え、虚空を切り裂くと、それは衝撃波となって三人に襲い掛かる。

 目には見えない衝撃波を勘で避け、それぞれの技を繰り出す。

 宇宙空間で爆発が起こり、一瞬にして爆発が消える。

 三人は一対一で戦いはじめた。高速で爆発が起こり、閃光が小惑星群を駆け巡る。

 剣と剣が衝突し、火花が散る。

 三人はウィンストンに同時に叫んだ。

『コードナンバー、朧月夜!!』

 ウィンストンは壁にあるガラスを拳で叩き割り、ボタンを押した。

「っしゃあ! 思いっきり暴れまくれ!」

 三人のブレスレットが音を立てて割れ、瞳は獲物を狙うものへと変わる。