短編集

「かたいこと言うなよ。俺も休暇中に呼び出されたんだからな」

「まあ言い訳は後で聞きますよ。敵さん、今度はシードを送り付けてくれたみたいですから」

 ローズとラークは、徐々に晴れていく煙の先を見据えると、目を光らせた。

 先ほどのザコとは違う、まったく新しいタイプのロボット。
 顔らしいものはあるのだが、不気味な気配を漂わせる天使の羽根と七本の手足を持った、三体のロボットだ。

「セブンスターの直属か。俺達と同じ、造られた殺し屋(ジェネリック)…」

 指令室ではどよめきの声が上がっている。今まで直属の部下などが来ることはなかったからだ。

[はじめまして。大アルカナ様(先輩)。私たちは小アルカナと呼ばれるジェネリック]

[マスターがあなた方を欲しておいでです]

[今一度、こちらへお戻りくださいますよう]