私の声




ー京太sideー



俺達は溜まり場に行った。



誰も喋ることなく……。



ガラッ。



適当にそこら辺の椅子に座った。



皆も。




「どういうことですか」


最初に口を開いたのは侑隼だった。



「ここに戻ってきた時、梨沙が倒れているのは知っているだろ」



俊以外頷いた。



「そのあと保健室に運んだ 」



それから全部話した。




「俊の事を知ってるか聞いたら知らないって」



俊を見ると俯いていた。