ピンポーン。 音が聞こえた。 近くで聞こえたからすぐに目を覚ました。 ガチャ。 「はーい」 人を確認せずに開けてしまった。 そこにいたのは、俊だった。 勝手に体が震え出す。 「遅くなってごめんな」 何もなかったような顔をしてる。