「神は直接罪深き者を裁いたりしない。裁きを下すのは神の名を語った人間。では、主人。神の名を語り死を決行された罪深き魂はどちらへ向かうのです?」 「…他人の手にかかろうがなんだろうが、自害さえしなければ魂は輪廻の輪に加わり転生を待つんだ」 繰り返す輪廻。 生まれ、死にの繰り返し。 それが何とロキは首を傾げた。