「嗚呼、マスター!もっと褒めてください!そうすれば私、きっと誰にも負けません!」

 「…シャクは褒めて伸びる子だもんねぇ」

 「…アホと言ってもいいのだろ?」

 なおも頬擦りするシャクナをロキから引き剥がし、龍雨は溜息を吐いた。