side kiouー ゆらゆら揺れる 君の白いスカートが、 眩しいくらい輝いていた夏。 蒲田百合子。 学校一の絶世の美女。 なんてのは大袈裟だけどそれでも、数々の男を虜にさせる。 俺も例外ではなく、初めて百合子と話した日、こいつが欲しいと思った。 それが、高校三年の夏。