『はい。 こちら、現場のカトウです。 事件があったのはこちらの家で……』 5秒ほど、声が出せなかった。 しかし、すぐに圭一と櫂を呼んだ。 二人は何事かと走ってくる。 「なにかあったのか!?」 「こ、このニュース!!」 俺がテレビの前からよけて二人から画面が見えるようにする。 二人は、画面を見た瞬間目を見開いた。 映し出されたのは、青の家だった。