「立てない…」 「はぁ?」 何度も立とうと試みるけど、腰に力が入らない。 「な、なんで!?」 「お前なー…」 新堂が呆れたようにあたしを見る。 そのとき、ミカエルが口を開いた。 「Oh〜メスブタちゃん。それは“腰が抜けた”んじゃないかな?」