「るーちゃん!!こっちこっち。」 「あ、ミサ。」 ミサはあたしを引っ張り 雄平が治療している場所へと 連れて行ってくれた。 「るい……………」 「りっちゃ…、…」 「木下先輩、 るいを忘れるために また留学するはずだったの。 でも、………飛行機が……」 あたしを忘れる為? すべてあたしのせい? あたしが……― 雄平を殺そうとしてるの?