届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…


どこかすき間風が吹くように。

心の中が冷たく寂しくて。

これで、霧生くんともさよならかな?

あたしには、これ以上関わったら、クビになっちゃうし。

あたしは、お兄ちゃんにコソコソすることもなくて。

重すぎた罪悪感も消えるはずなのに。

なのに…

心が冷たくなっていった。