「要するに仮入部みたいな?」
名誉回復のために
私は脳をフル回転して
考え付いた言葉をとりあえず口に出した。
私は馬鹿じゃない!
少しドヤ顔で言ってみる。
「そうそー!それだっ!!
琴理先輩が言ってたヤツ!」
日向は謎が解けてすっきりした顔だ。
お前のことだろーがっ!!
真希のほうを見ると
彼女も納得したように頷いていた。
ふふっ…。
馬鹿日向め!
私との差を思い知ったか!!
でもやつはそれについて
あまり気にしていないようだった。
「まあ、部についての詳しい事は部長に聞いた方がよく分かると思うけどな。俺も良く知らねーもん。」
「………。」
部長、ときいて
あの黒いオーラを醸し出す人を
なんとなく思い出す。
私は天文部についての疑問を
いさぎよく投げ捨てることにした。


