専用クルーザーで降り立ったそこは、まるで高級リゾート地の様になっていた

と言ってもちゃんと自然と融合されてて何て言うか…ものすごく素敵な場所だった

別荘のリビングで取り敢えずひと休みしていると優人お兄さんが

「じゃ部屋行くか」

と言って立ち上がった

「僕たちも行こうか」

と先輩が言うのでついていくと何故か玄関から外へと出た

私がきょとーんとしていると

「あぁ、荷物なら先に管理人が運んでくれているよ」

どこに?

取り敢えず先輩に手を引かれて少し歩くとかわいいデザインのコテージがあった

「僕たちの部屋だよ」