風が吹いて、陽大くんの赤いはちまきがたなびいた。 ドキドキ…… 前の人との差はちょっと広いかな… でも陽大くん速いっ…! 周りは騒がしく応援してるのに、あたしには何も音が聞こえなかった。 陽大くんはあと少しで前の人を越しそう。