スタート地点からの真夜の声で目が覚めて、クラスの場所に向かった。


「美海! 誰!?」


「このクラス!?」


「陽大くん!!!」


紙を見せながら、彼を呼んだ。



「………りょーかい」


相変わらずの無愛想で陽大くんは答えた。