「俺ら、見分けらんねぇ奴と仲良くする気 ねぇから」 スパッと言い放った。 「ね? 一条兄弟人気でしょ?」 「うん、そだね…」 あたしと真夜は観察を続ける。 「だっ、だって! ピアスっ… 銀じゃん…」 「なに? 俺が銀のピアスしちゃいけないわけ?」