「あんな人あたしにはもったいないよ―」


「そんなことないのに~」


写メを見ようとケータイをポケットから出した。



「あ、そういやぁ昨日のドラマ見た?」


真夜がしゃべりだしたからあたしはケータイを手探りでリュックにしまった。