しゃがみ込んで聞くも、何も返事がないからあたしと想も何も言えずに黙ってしまう。 あたしも花の目線に合わせるためにしゃがむと 花がぎゅっと想に抱きついた。 「青山くん、どうしたの?」 突然声がして振り返った。 この人は? 「あぁ、篠原さん、何でもないんだ」 「もしかして、さっき電話くれた迷子の子?」 「そう、でももう見つかったし、心配しないで」 「でも、仕事まだあるでしょ?よかったら後の事はあたしに任せて」 篠原さんと名乗る子が花に近づこうとすると 「いや!!」