深海メランコリア



もしかして…





もしかしたら…



私、夏目くんにだっこされてる?!!






「え、わ…あっ!」



「……?」



「お、降ろして!!」






とりあえず暴れてみる。


この状態で学校内を歩き回る、
というか運ばれて行くのは恥ずかしすぎる。






「成田さん」




「何?え…わっ……!?」





暴れてみたけど

結局夏目くんにぎゅっと押さえつけられて抱きつく形になってしまう。






「危ないから、じっとしててね。」






そんな笑顔で言われたら


何も言い返せないじゃん…。