「なぁ、屋上に誰かいねぇ??」 「はぁ?雨なのにいるわけねぇじゃん」 休み時間。 携帯からゆきちゃんの返信が来るのを待っているとすぐ隣の席のやつらが騒ぎ始めた。 「でもさ、あれ人じゃね?」 ひっかかってふと屋上に目を向ける。 「ちょっとどいて」 そこにいたやつらを押しのけて 目を細めて窓に顔を近づける。 屋上にある鉄の扉のすぐ近くに 何かが見えた。