とりあえず屋上に行こうかと階段に向かう。 なんだ、昨日と同じことになってる気がする。 今度はちゃんと授業でないとね。 また怒られるし。 そういえば昨日、 夏目くんに助けてもらったんだった。 後でちゃんとお礼言おう。 あの馬鹿が教室にいなかったら、だけど。 屋上は相変わらず誰もいない。 大きな白い雲が半分に裂けて 青い空がゆっくり広がっていくのが見えた。